Seeds 200 years old breathe again Scientists from the Millennium Seed Bank, operated by the Royal Botanic Gardens at Kew, have induced seeds from three species to germinate. 南アフリカの喜望峰から、数ヶ月から1年かけてイギリスにやってきて、その後はタワー・オブ・ロンドン(ロンドン塔)に200年弱、保管状態がよくなったのはここ10年でそれまでずーっとあまり良くない環境にあった、そんな種が芽吹いたこと非常に驚いている、と関係者は語っているそうな. 芽を出したのは3種類の種。Legume(マメ)とprotea(ヤマモガシ??)とacacia(アカシア)。どうやって発芽させたかというと、 The Cape region is regularly visited by fire, which is a signal to germinate. So scientists mimicked the effects of fire by chipping off the hard coats of some seeds, and bubbling smoke over others. それで32個の種のうちやっと3個が出芽したそうです。なかなか面白いですね. でも200年前、という年数だけみると、もっとすごい記録があるんだそうで、アメリカでは500年前のハス、イスラエルでは2000年まえのマツの例があるそうです. でもちょい待ち。 日本でもちゃんと記録があります。弥生時代のハス(2000年前)を発芽させなんと開花までさせた例があるのです.発芽させた大賀一郎博士(東京大学農学部教授)の名前をとって「大賀ハス」と名付けられています。今では日本のあちこちでその大輪が見れるようです.詳しくはこちらへ→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AC%E3%83%8F%E3%82%B9 2000年もの間、生命の設計図が壊れずに残されている。なんだか悠久のロマンを感じてしまいます. さて、話を戻して今回発芽に成功したこれらの植物をその後どうするのか? When the plants are older, the Kew scientists plan to make genetic and genomic analyses, and compare the old plants with modern-day equivalents, perhaps showing how Cape species have changed and adapted over the last two centuries. 大事に育てて欲しいものですね。 #
by twotwothree
| 2006-09-21 00:29
| science
Biofuels look to the next generation Biofuel(直訳して生物石油?)とはなんぞや?と思って読んでみました。簡単にいうと植物から得るエネルギーのようです。簡単すぎてよけい分かりませんね。作り方については詳しい記述がありませんでしたが、現在ではヒマワリや飼料用トウモロコシが原料としては最適だそうです。 まだまだコストパフォーマンスは悪く、現実味は薄いのですが、開発への投資の動きもあるようです。イギリス政府は2006年初頭に石油会社にこんな要求をしています。「バイオ石油を2010年までに現在の石油と軽油の売り上げの5%にまで上げること」。現実味は薄いといってもあと4年で売り物にしなくてはならないとはなかなかキツイのではないでしょうか。でもこのままでは京都議定書のCO2排出制限に沿えなくなるということですから新たな技術に頼るのもいたしかたない、というところでしょうか。 ちなみに現在の技術では、バイオ石油を燃やして生じるCO2と、それを作るために育てた植物が吸収したCO2はトントンなんだそうです。世の中すべてバイオ石油を使うようになったら、大気中のCO2濃度は一定のままなんでしょうか??? 面白いのはバイオ石油生産の理由が国によって異なること。アメリカではブッシュ大統領が石油の輸入を減らすために奨励していて、一方ヨーロッパ諸国は環境の側面がより強いようです。 #
by twotwothree
| 2006-09-20 01:01
| science
Iceland to begin whalemeat trade 国際的な取り決めで基本的に捕鯨は禁止されていて、認められているのは科学的な調査を目的とした調査捕鯨のみ。日本同様アイスランドも調査捕鯨をしている。これまで調査捕鯨で得たクジラ肉は国内で売られており、輸出はされていなかった。調査捕鯨でアイスランドは今年60頭のミンククジラを捕獲。こんかい はこれをデンマーク領のフェロー諸島に輸出するということです。 これに反対しているのが、環境保護団体。Convention on the International Trade in Endangered Species (Cites)に照らし合わせるとこの行動は違法であると言ってます。このメンバーに入っている国は、リストアップされている絶滅危機種のプロダクトに関しては、ちゃんとした制限を設けなければ輸出入を禁止することになっています。アイスランドは制限を設けているのですが、フェロー諸島を統治領にもつデンマークはそれをしていないことが今回問題となっているようです。デンマークがフェロー諸島のために動くのかどうかが鍵だということです。 こういう国際的な条約に批准するかしないかは、そう簡単な問題ではないのでしょう。どのくらい法的な拘束力があるかもあいまいなような気がします。アメリカは京都議定書に批准しないけど、別に罰則があるわけじゃないようですから。 #
by twotwothree
| 2006-09-20 00:35
| science
Lost Thames whale had arthritis もうだいぶ昔の話だと思っていたけど、あれは1月の話だったのか。巷でも大きなニュースになりました。迷子のクジラくん。捕まえて海に帰そうという試みは結局うまくいかずにクジラくんは死んでしまいました。救助活動のふがいなさに世間は冷たい反応でした。当事者は一生懸命やってたのにね。でその後、迷子の原因?死亡の原因?などを調べていたわけで、その結果が発表されたということです。 The curator of the Natural History Museum, Richard Sabin, who has been examining the whale’s preserved bones for the past eight months, said the creature may have been in a lot of pain. “We found pitting on her atlas vertebra, which joins her spine to her skull. It’s a degenerative joint disease which in humans is called arthritis. Deep-diving whales put their skeletons through lots of punishment,” he said. えーっとこういうことが分かるまでなんで8ヶ月もかかるのか疑問ですが、それは置いておいて。 リウマチや変形関節炎は一般的に年配の人がなりやすいイメージがありますね。このクジラくんはいったい何歳だったのでしょう?体長は19.2フィート(5.85メートル)、という情報はあるのですが、年齢の情報は載っていませんでした。 悠々と海を旅しているのだとばかり思っていたのですが、クジラだって深く潜ることで体に負担がかかっているんですね。ちょっと見方が変わりました。 ところで今気が付きましたが、学芸員は”her”という単語を使っていますね。ということはメスだったのかな? だから年齢の情報がないのか・・・(笑) このニュースに関連して、アイスランドの捕鯨問題のニュースも取り上げようと思ったら、今日はもう時間切れ。また明日以降にピックアップします。 #
by twotwothree
| 2006-09-08 01:14
| England
(昨日の続き) 2005年3月、政府はイングランドの学校給食問題取組みに向け£280m(約6億円)出資することを表明した。オリバーはこの増資によってこの国のすべての子供たちが変わるだろうと述べている。 がんばれジェイミー!ってとこでしょうか。今後も彼のニュースはピックアップしていきたいと思っています。 #
by twotwothree
| 2006-09-08 01:10
| health
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