crescent bridge2006-10-03T23:04:24+09:00twotwothreeUKフリークがBBCから自己満足の拾い読み。Excite BlogZero-gravity手術http://picknewsup.exblog.jp/4669321/2006-10-03T23:03:00+09:002006-10-03T23:04:24+09:002006-10-03T23:03:09+09:00twotwothreescience
Zero-gravity surgery ‘a success’
A team of French doctors say they have carried out a successful operation on a human under “weightless conditions in an adapted aircraft. (27 September 2006, 14:32 GMT 15:32 UK)
飛行機で作られた無重力状態でのヒトの手術に成功した、とフランス人医師団は語った.
これは日本のTVニュースでも報道されていたので目にした人もいるかもしれない.最初に聞いたときは、無重力でないとできないような特殊な手術だったのだろうか、と思ったがそれは勘違いだった.将来、宇宙ステーションで働く人が病気になって緊急な手術が必要になった時を想定して試験的に行われたものらしい.
The trial is being seen as a first step to performing surgery in space. The doctors removed a benign tumour from the arm of a volunteer as their plane made a series of swoops to mimic a reduced-gravity environment.
この試みは宇宙での外科的手術の第一歩となる.医師らは飛行機の中で周期的にやってくる擬似的な無重力環境でボランティアから良性の腫瘍を切除した.
The medics and patient were strapped down for the procedure which was done inside a hygienic plastic tent. Specially designed instruments were fitted with magnets to attach them to the metal operating table.
手術は医師らと患者がベルトで縛り付けられた状態で衛生的なプラスチックテントの中で行われた.器具は金属の手術台に磁石で固定されていた.
なるほど無重力だから何もしないとメスやらハサミやらがふわふわと漂ってしまうのだ.ではメスを体に入れたときにどうしても出てしまう血液はどうするのだろう.液体だって水滴になって宙にただよってしまうに違いない.残念ながらこの記事には触れられていなかった.
The operation took no more than 11 minutes, with 31 zero gravity sequences lasting 22 seconds each.
手術は22秒間の無重力が31回繰り返された中で11分ほどで終了した.
つまり普通の飛行機が上下に波型に飛ぶわけである.落ちている22秒間に作業して、また上昇して、次の22秒間でまた・・・.かなり気持ち悪そうだ.ボランティアも医師らも事前にたっぷりと宇宙飛行士が訓練に使うようなマシーンで鍛えたらしい.
The next phase of the programme will be to carry out an operation using a robot controlled from the ground by satellite. This experiment should take place within a year, Mr martin explained.
次のステップは人工衛星を使って地上から操作できるロボットが手術を行えるかどうかだ.この実験は1年以内には行われるという.
まあオールマイティーな医者がいつも宇宙に駐在しているとは限らないからこういう技術も必要だろう.それにしてもテクノロジーというのはまさに日進月歩なのだ.
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benign tumor : 良性腫瘍
swoop : 急襲する
hygienic : 衛生的な
parabolic : 放物線の
]]>アホウドリ保護は大賛成だけど・・・http://picknewsup.exblog.jp/4664776/2006-10-03T01:18:00+09:002006-10-03T22:27:18+09:002006-10-03T01:18:22+09:00twotwothreeNature
Action plan for iconic seabirds
Urgent action is needed to prevent further declines in dwindling number of albatrosses and petrels in the South Atlantic, wildlife groups have warned.(27 September 2006, 00:51 GMT 01:51 UK)
南大西洋におけるアホウドリとミズナギドリの減少を食い止めるためには速やかな措置が必要だ、と野生生物関係者らは語った.
アホウドリは羽を広げると2メートル(3メートル?)にもなる巨大な鳥である.その巨体のせいで地上から羽ばたいて飛び立つことができない.崖の上などから滑空するように飛び出してスピードと浮力を稼げないからだという.なんとも間の抜けた鳥なのだ.でも私はなぜか昔からアホウドリに惹かれるものを感じている.いつかこの目で実際に見てみたいと思っている.Albatrossって名前もなかなかかっこいいではないか.(なぜゴルフ用語になっているか今度調べてみたい).というわけで、そうだそうだ保護しろ、と思うわけである.
A report by campaigners outlines measures to halt the seabirds’ decline, including tighter controls on fishing. They say about 100,000 birds drown each year on longline fishing hooks. Conservationists say the UK has to take the lead because a thirds of the world’s albatrosses nest on South Georgia, the Falklands and Tristan da Cunha.
海鳥の減少をストップするための調査報告には厳しい漁業規制も含まれる.毎年10万羽もの鳥がはえなわ漁業の針せいで溺れているという.保護論者たちはUKこそ先頭にたつべきだと言う.というのは世界の3分の1のアホウドリはイギリス領土のSouth Georgiaやフォークランド諸島やTristan da Cunhaに巣を作っているからだ.
で、どんなふうに保護するのかというと、
・more effective management in regional fiseries
・a dedicated UK-based representative for overseas territories on ACAP
・eradication of rodents from breeding sites
・regular monitoring of all species deemed to be at risk
うーん、ここで少し疑問が.
albatross : アホウドリ
petrel : ミズナギドリ
eradicate : 根絶する
plight : 苦境、窮地
]]>オレンジジュースは日本の裏側からhttp://picknewsup.exblog.jp/4664750/2006-10-03T01:12:00+09:002006-10-03T01:19:45+09:002006-10-03T01:12:15+09:00twotwothreebusiness
Brazil feels the squeeze in juice war
Luiz Fernando Catapani gestures proudly at the groves of Pera Rio orange trees that stretch away to the horizon on his family's huge farm, deep in the heart of Sao Paulo state.(Thursday, 21 September 2006, 22:45 GMT 23:45 UK)
サンパウロ州の中心で、地平線にまで広がるオレンジ畑を前にしてLuiz Fernando Catapaniは誇らしげだ.
タイトルにセンスを感じる.(というかただの駄洒落なのか・・・?) 日本の場合、新聞はもちろん、各紙のウェブサイトでも記事のタイトルは真面目.洒落っ気があるタイトルにはなかなかお目にかかれない.
さて記事の内容だが、これはブラジルのオレンジが今や世界シェアNo.1である、というもの.ちょと意外な感じがするが、フロリダが世界一という時代はもう昔のことらしい.
Sainsbury’sやTescoといったUKのスーパーマーケット(懐かしい!)に置いてあるテトラパックにはブラジル産の表記があるが、一般の消費者はオレンジジュースの中身がどこから来ているのかは知らない.もし聞けば、普通の買い物客はフロリダだと答えるだろう.でもサンパウロがフロリダに追いついて、世界一のオレンジジュースの産地となったのは1980年代に遡る.ここでたまたまあった自宅の冷蔵庫のMinute Madeオレンジジュースのパッケージをチェックしてみたが、どこにも産地の表記が無かった・・・表記の義務は無いのか・・・?忘れなければ時間のあるときにコカ・コーラのHPでチェックしてみたいと思った.
“The only place in the world where they place a lot of emphasis in the juice’s packaging on its Brazilian origin is the South Korean market. In other countries, it’s really not known that Brazil is the biggest producer worldwide.”
ジュースのパッケージに、産地はブラジルと強調して表記しているのは世界中で韓国だけだ.他の国ではブラジルが世界最大の産地であることはあまり知られていない.
へえ.韓国とブラジルってあまり接点がないように思うので意外.
Brazil now has 48% of the world orange juice market, pushing US growers into second place with just 37%. But the rivalry between the top two producers has tuned sour, with both sides accusing each other of unfair trade practice.
ブラジルは今やオレンジジュース市場の48%を占め、USを37%で第二位に押しやっている。しかし両者の競争意識は悪化し、お互いがお互いに貿易上の不平等を唱えている。この後は関税問題(tariff troubles)のことや労働力のことが書かれていたがややこしいので省略.]]>多い?少ない?クジラの災難http://picknewsup.exblog.jp/4611824/2006-09-24T03:25:00+09:002006-09-24T03:28:40+09:002006-09-24T03:25:19+09:00twotwothreeEngland
Trapped whale dies in ferry dock
A 25ft humpback whale has died after becoming trapped in a ferry terminal in the Humber estuary.( Friday, 22 September 2006, 10:16 GMT 11:16 UK)
ハンバー河口のフェリーターミナルに迷い込んだザトウクジラが死亡
以前、テムズ川に迷い込んで死んでしまったクジラの話を取り上げました(迷子のくじらくんの話)が、今回も似たようなニュースです.マンチェスター(かな?それともリバプール?)のハンバー河口にザトウクジラが迷い込んでしまい、船着場のコンクリートのスロープに乗り上げて(?)動けなくなってしまいました.
British Divers Marine Life Rescue (BDMLR)が救出を試みたんですが、干潮だったことと、クジラの体が大きかったために水に戻して浮かべてやることが難しく、残念な結果に終わってしまいました.クジラのように大きな水生動物は水に浮かんでいないと、自身の体重を支えきれないんだそうです.それで水の外では急激にコンディションが悪くなるということです.
One of two stranded whales dies
A female whale stranded off the Lincolnshire coast has died.( Thursday, 31 August 2006, 19:23 GMT 20:23 UK)
メスのクジラがリンカンシャー海岸に乗り上げて死亡
Stranded whale dies on mud bank
A 30ft whale which became stranded in the Humber has died, coastguards said.( Sunday, 5 February 2006, 09:21 GMT)
ハンバー河口(?)の浅瀬に乗り上げた30フィートのクジラが死亡
ロンドンのも入れると記事になっているだけでも9ヶ月で4頭ですか・・・.地球温暖化とか関係しているんでしょうかね.
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humpback : 猫背
humpback whale : ザトウクジラ
]]>UKケータイ事情 子供版http://picknewsup.exblog.jp/4598963/2006-09-21T22:49:00+09:002006-09-21T22:59:41+09:002006-09-21T22:49:53+09:00twotwothreebusiness
Youngsters 'reliant on mobiles'
More than nine out of 10 12-year-olds in the UK now have a mobile phone, a survey has suggested.( Tuesday, 19 September 2006, 11:31 GMT 12:31 UK)
イギリスに住む12歳の子供の10人に1人が携帯電話を持っている.
そんな事情ですから子供が携帯を持つことに関して今頃ニュースに取り上げられるわけです.日本じゃすでにいくらか古臭い話題かもしれません。Mobile Life Survey(ケータイ生活研究機関?)が取った11歳から17歳までの1250人のアンケート結果です。
On average, they send or receive up to 10 text messages a day - three times more than their parents.
平均して1日に10通のメールを送ったり受取ったりしている - これは親の3倍以上である.
The survey added that texting was the preferred method for youngsters to contact each other, rather than phone calls.
若者にとっては、お互いに連絡を取りあうのは電話よりもメールが好まれる、という調査結果も得られている.
And while many schools have banned mobile phones, 50% of those questioned admitted to sending or receiving a text during lessons.
多くの学校が携帯電話の持ち込みを禁止しているが、アンケート回答者の半分は授業中にメールのやり取りをしていると答えている.
最近の小学校高学年、中高生は授業中に何をしているのか知りませんが、まあ日本でも同じでしょうね。
Furthermore, 78% of 11 to 17-year-olds believe having a mobile has given them a better social life as it meant it was easier to keep in touch with their friends.
また、78%の人が携帯電話のおかげで前よりもよい社会生活を送れるようになったと答えている。これはつまり友人とつきあっていくのが簡単になったということだ.
By contrast, many young people - especially teenage girls - admit they would feel unwanted if the day passed without their mobile ringing.
一方で、特にティーンエイジの女の子たちは携帯が鳴らない日は「求められていない」のだと感じる、と言っている。
これもきっと日本と同じ状況だと思われますね。
さて、親が子に携帯を持たせる目的と、実際に子供が使用している目的は全然違うことも、日本と(というか全世界共通?)同じようです。
Three-quarters of youngsters have had their phone bought for them by their parents, while half have their calls paid for by their parents.
4分の3の若者は親から持たされていて、でも2分の1の若者は親が使用料を払っている.
The survey found that most parents (71%) believed mobiles were a useful way to keep track of their offspring.
ほとんどの親は、携帯は子供がどこにいるのかチェックするのに便利だと思っている.
However, only a third of 13 to 16-year-olds thought it was reasonable for parents to use mobiles for this reason.
でもそんなことを思っているのは、13歳から16歳までの子供のうち、たったの3分の1である.
One in three youngsters added that they use phones to keep in touch with people their parents did not want them to contact.
3人に1人は親がつきあって欲しくないと思っている友達と連絡を取り合うために使っている、という.
年頃の子供は親の思惑通りには動きませんよね。
]]>種(たね)ってすごい!http://picknewsup.exblog.jp/4593979/2006-09-21T00:29:00+09:002006-09-21T00:35:15+09:002006-09-21T00:29:37+09:00twotwothreescience
Seeds 200 years old breathe again
Seeds which have been stored away since the time of George III have been persuaded into new life.( 19 September 2006, 23:08 GMT 00:08 UK)
ジョージ三世の時代から貯蔵されていた種に新しい生命の火が灯った.
Scientists from the Millennium Seed Bank, operated by the Royal Botanic Gardens at Kew, have induced seeds from three species to germinate.
キュー・ガーデンズで運営されているミレニアム種子銀行は3種類の種を発芽させた.
They had been brought to Britain from South Africa by a Dutch merchant in 1803, and were found in a notebook stored in the National Archives.
それらの種は1803年にオランダ商人によって南アフリカからイギリスに持ってこられたもので、国立公文書館で保管されているノートの中に発見された.
南アフリカの喜望峰から、数ヶ月から1年かけてイギリスにやってきて、その後はタワー・オブ・ロンドン(ロンドン塔)に200年弱、保管状態がよくなったのはここ10年でそれまでずーっとあまり良くない環境にあった、そんな種が芽吹いたこと非常に驚いている、と関係者は語っているそうな.
The Cape region is regularly visited by fire, which is a signal to germinate. So scientists mimicked the effects of fire by chipping off the hard coats of some seeds, and bubbling smoke over others.
ケープ地方は定期的に山火事に見舞われていて、それが発芽のシグナルとなっている.そこで研究者はこの山火事の効果を真似て、硬い殻に傷をつけたり、煙の中に置いたりした.
それで32個の種のうちやっと3個が出芽したそうです。なかなか面白いですね.
When the plants are older, the Kew scientists plan to make genetic and genomic analyses, and compare the old plants with modern-day equivalents, perhaps showing how Cape species have changed and adapted over the last two centuries.
大きくなったら、遺伝的解析を行い、現在のマメやアカシアなどと比較することになっている.おそらくはケープ地方の種(しゅ)が200年の間にどのように変化して環境に適応していったのかが分かると思われる.
大事に育てて欲しいものですね。
]]>未来の石油になるか?http://picknewsup.exblog.jp/4588241/2006-09-20T01:01:03+09:002006-09-20T01:01:03+09:002006-09-20T01:01:03+09:00twotwothreescience
Biofuels look to the next generation
Biofuels are being hailed by politicians around the globe as a salvation from the twin evils of high oil prices and climate change. (18 September 2006, 10:29 GMT 11:29 UK)
高価であることと気候変動という2つの欠点から石油を救済するために世界中の政治家の間でバイオ石油が歓迎されている.
面白いのはバイオ石油生産の理由が国によって異なること。アメリカではブッシュ大統領が石油の輸入を減らすために奨励していて、一方ヨーロッパ諸国は環境の側面がより強いようです。
]]>捕鯨問題に敏感な欧米http://picknewsup.exblog.jp/4588007/2006-09-20T00:35:00+09:002006-09-20T00:35:48+09:002006-09-20T00:35:06+09:00twotwothreescience
Iceland to begin whalemeat trade
Iceland is to begin exporting whalemeat from its scientific whaling programme. (6 September 2006, 12:34 GMT 13:34 UK)
アイスランドは科学的な調査を目的として捕らえたクジラの肉の輸出を開始する.
これに反対しているのが、環境保護団体。Convention on the International Trade in Endangered Species (Cites)に照らし合わせるとこの行動は違法であると言ってます。このメンバーに入っている国は、リストアップされている絶滅危機種のプロダクトに関しては、ちゃんとした制限を設けなければ輸出入を禁止することになっています。アイスランドは制限を設けているのですが、フェロー諸島を統治領にもつデンマークはそれをしていないことが今回問題となっているようです。デンマークがフェロー諸島のために動くのかどうかが鍵だということです。
こういう国際的な条約に批准するかしないかは、そう簡単な問題ではないのでしょう。どのくらい法的な拘束力があるかもあいまいなような気がします。アメリカは京都議定書に批准しないけど、別に罰則があるわけじゃないようですから。
]]>まいごのクジラくんの話http://picknewsup.exblog.jp/4513171/2006-09-08T01:14:00+09:002006-09-08T01:14:46+09:002006-09-08T01:14:27+09:00twotwothreeEngland
Lost Thames whale had arthritis
The whale which lost its way and became stranded in the river Thames in January, was suffering from arthritis, scientists examining its remains said. (2006/9/4, 11:28 GMT 12:28 UK)
今年1月にテムズ川に迷い込んでにっちもさっちもいかなくなったクジラは関節炎を患っていた、と死体を調べた研究員は語った.
もうだいぶ昔の話だと思っていたけど、あれは1月の話だったのか。巷でも大きなニュースになりました。迷子のクジラくん。捕まえて海に帰そうという試みは結局うまくいかずにクジラくんは死んでしまいました。救助活動のふがいなさに世間は冷たい反応でした。当事者は一生懸命やってたのにね。でその後、迷子の原因?死亡の原因?などを調べていたわけで、その結果が発表されたということです。
The curator of the Natural History Museum, Richard Sabin, who has been examining the whale’s preserved bones for the past eight months, said the creature may have been in a lot of pain. “We found pitting on her atlas vertebra, which joins her spine to her skull. It’s a degenerative joint disease which in humans is called arthritis. Deep-diving whales put their skeletons through lots of punishment,” he said.
保存されている骨を8ヶ月間調査していた自然史博物館の学芸員、リチャード・セイビンは次のように語った。「このクジラはとても痛がっていたかもしれない.我々は背骨と頭蓋骨を繋ぐ脊椎にくぼみを見つけた。悪化の一途とたどる関節の病気で、人では関節炎と呼ばれるものだ.深く潜るクジラの骨は何度も衝撃を受けている」.
えーっとこういうことが分かるまでなんで8ヶ月もかかるのか疑問ですが、それは置いておいて。
リウマチや変形関節炎は一般的に年配の人がなりやすいイメージがありますね。このクジラくんはいったい何歳だったのでしょう?体長は19.2フィート(5.85メートル)、という情報はあるのですが、年齢の情報は載っていませんでした。
がんばれジェイミー!ってとこでしょうか。今後も彼のニュースはピックアップしていきたいと思っています。
]]>ジェイミー・オリバーhttp://picknewsup.exblog.jp/4506771/2006-09-07T01:14:00+09:002006-09-07T01:17:14+09:002006-09-07T01:14:00+09:00twotwothreehealth
Oliver’s school meal crusade goes on
The introduction of guidelines on meals for pupils in England marks the culmination of a campaign for healthier food in schools, spearheaded by TV chef Jamie Oliver. (2006/09/04 17:05 GMT 18:05 UK)
イングランドの学校給食における指針の導入は、TVシェフ、ジェイミー・オリバーが率先して行っているキャンペーンの成果の表れである.
このブログ初めて数えるほどの投稿数なのですが、イングランドの食生活に関する記事の紹介はすでに3つ目。出てきましたジェイミー・オリバー。彼のレシピ本を楽しく読ませていただいている私としては、肩入れしてしまいます。彼に対するレスペクトの意味をこめて今回はほぼ全訳に挑戦。あまり推敲している時間もないので、変な日本語はご勘弁。
オリバーはFeed Me Better(ええもん食わして)キャンペーンを2005年にスタートさせた。これはイングランドの多くの学校で出されているジャンクフードにぞっとさせられたことが発端だ。
(つづきは明日以降)
]]>新しいイングランド代表チームはいかに?http://picknewsup.exblog.jp/4499441/2006-09-06T00:06:00+09:002006-09-06T00:06:35+09:002006-09-06T00:06:22+09:00twotwothreefootball
England 5-0 Andorra
England cruised to victory in their opening Euro 2008 qualifier against Andorra at Old Trafford. (2 September 2006, 17:52 GMT 18:52 UK)
イングランドはユーロ2008予選の第一線、オールドトラッフォードでアンドラに快勝した.
アンドラという国がどのくらいのレベルか知りませんが、とにかく5-0というのは快勝です。スポーツニュースでちらっと見ただけですが、スティーブン・ジェラードの胸とラップからのハーフボレーはスカッとすることこの上ない素晴らしいゴールでした。その部分はこんな感じで記事にあります。
Cole's long cross arrived at the far post for Gerrard to chest down and fire a powerful drive high past Koldo.
“fire a powerful drive”か~、確かにそんな感じ。スドン!でしたね。
今回は個人的に応援しているフランク・ランパードは全く取り上げられてなかったのでそれほど目だった活躍はしていなかったのかもしれません。イングランドの中盤はランパードが上かジェラードが上か、でよく議論になりますがまあどっちでもいいではないですか。どっちも頑張って活躍して欲しいものです。
さあ次の相手はどこなのかな?マケドニア?
]]>フランス人はロンドンがお好き?http://picknewsup.exblog.jp/4499414/2006-09-06T00:02:00+09:002006-09-06T00:06:59+09:002006-09-06T00:02:49+09:00twotwothreeUK
Destination Londres
A French novelist’s love for London is causing a stir in his home country. But could the UK really be turning into La Nouvelle France? (2006/08/31 23:45:03 GMT)
あるフランス人作家がロンドンをいたく気に入っているということがフランスで話題になっている。しかしイギリスはLa Nouvelle Franceになりうるのだろうか?
イギリスの住宅関係のTVショウはここ数年間ずっと、アングロサクソンとフレンチの関係をこんなふうに扱ってきたそうです。つまり、『血と汗と涙(まさにblood, sweat and tears)流してまじめに働いたイギリス人夫婦はようやく夢の住居を構える、さもなければマネーピットにはまり込んでしまう』というイメージです。これは実にありふれたイメージなんだそうです。つまり物価は高いし、土地は高い。イギリスで住むのは楽じゃないよ、という感じですね。
でもフランス人作家、Marc Levyのストーリーは違います。
Try this image: A multi-million selling French author settles in London where he gains inspiration for his romantic novels, praising the city’s “sweetness”.
想像してください.フランスのミリオンセラー作家が恋愛小説のヒントを得るロンドンに居を構え、ロンドンを賞賛してやまないことを.
ふーむ、つまりフランスで成功しているフランス人なのに、わざわざイギリスに住むのが珍しいというわけですね。気軽に読めてしまうこの作家の恋愛小説は、フランスでは常にトップセールスに入っているようです。けちょんけちょんにけなす人もいますが、Dan Brownのフランス人版だ、と褒める人もいるそうです。
In 2001 there were 94,178 French people resident in the UK – a jump of 76% from 1991. The French Embassy estimated that the true figure was currently about 300,000 and rising.
ということでイギリスに住んでいるフランス人は増加傾向にあるんです。フランスからロンドンへ越してきた33歳の女性の話が載っていました。
She said her agency, Latitudes, sold about 500 properties a year and estimated that more than 500,000 Britons owned property in France – many more than French people own in Britain.
なーんだ、フランスに家を持っているイギリス人のほうが、イギリスに家をもっているフランス人より多いじゃないですか。まあ平凡な日本人が想像してもそういう結果になりますね。食べ物おいしいところのほうがいいに決まってます。
And it is an often overlooked fact that there are almost three times as many Germans than French living in the UK.]]>地球温暖化は海水面を上げるだけではないのですhttp://picknewsup.exblog.jp/4493283/2006-09-05T01:10:00+09:002006-09-05T20:14:04+09:002006-09-05T01:10:26+09:00twotwothreescience
Disease ‘migrates’ as world warms
Climate change is exacerbating the spread of infectious diseases, according to new research.
新たな調査によると、気候の変化は感染症の拡大をより悪くしている。
地球温暖化によって、これまで一部の地域に限られていた感染症が拡大しているというニュースです。これは夏がより暑くなったことよりも冬の寒さが緩んだことが大きな原因だと考えられているようです。細菌やウイルスを媒介する小さな昆虫などの生息可能地域が拡大したということなのでしょう。
One organism on the move is Vibrio vulnificus, which can cause severe illness – and in some cases death – inhumans ,the research found.
It only grows in worm waters, such as those in the Gulf of Mexico – but has now been reported as far north as the Baltic Sea in Europe, and killed one person in Denmark.
時には人間を死に至らしめるVibrio vulnificus(おそらく細菌の一種)が移動していることが分かった。この細菌はメキシコ湾のような温かい水中でのみ生息できるが、ヨーロッパのバルト海と同じくらい北の地域でも確認されているし、またデンマークではこれが原因で一人死亡している。
And Congo Crimea Haemorrhagic Fever – which causes bleeding from the skin, mouth and nose – had also began to appear in areas where it was previously unknown, Professor Hunter said.
皮膚、口、鼻から出血する原因となるコンゴ・クリミア出血熱が、これまで見られなかった地域で出現している、とHunter教授は語る。
これはNorwichという場所で開かれたThe Festival of Scienceで発表されたのですが、その席でこんなことを言っている人もいます。
“We almost certainly can’t stop” climate change.
“We probably can slow it down a bit and we should certainly try, but broadly, the main thing we are going to have to do is to adapt. The rich countries should help the poor counties to adapt – as well as helping them to introduce less energy-intensive technologies.”
最後の一文はなんとなく先進国(こういう言い方も好きではないですが)の身勝手な発言に聞こえてしまいますが、それはともかく。気候変動はもう止められないから、それに適合するようにしていかなくちゃいけないんですね。
自分自身たった一人、会社まで移動する手段に毎日クーラーをつけた自動車を使っていることに罪悪感を覚えた記事でした。(でも結局何もアクションを起こさないままなんだろうな・・・)。
]]>おいしくなるかな?学校給食http://picknewsup.exblog.jp/4492975/2006-09-05T00:31:00+09:002006-09-05T00:37:08+09:002006-09-05T00:31:22+09:00twotwothreehealth
Chips down as school term starts
Pupils in England are being presented with healthier choices on the school dinner menu and in vending machines. (Monday, 4 September 2006, 04:55 GMT 05:55 UK)
イングランドの生徒たちは学校給食のメニューや自動販売機で、より健康的なものを選ぶように迫られている。
「迫られている」というと語弊があるかもしれませんが、大好きなクリスプス(ポテトチップ)などを減らされて、代わりに果物や野菜を多く採らされる子供たちにとってはそう感じてしまうかもしれません。イングランドにおける子供たちのひどい食生活を学校給食から見直していこうというこの試み、火付け役はやっぱりこの方、ジェイミー・オリバー。個人的にこの人の料理本は読んでて楽しいし、写真もきれいだからお気に入り。
The sale of sweets, fizzy drinks and crisps is being banned water and fresh fruits should be available.
お菓子、炭酸飲料、ポテトチップスは販売禁止で、水や果物はいつでも採れるようにしておくべし。
Other key measures include:
その他には・・
>Not less than two servings per day of fruit and vegetables
>Oily fish should be served at least once every three weeks
>Bread should be available every day
>Free, fresh drinking water should be available
>Salt should not be available at lunch and ketchup and mayonnaise should only be served occasionally and only providing they meet minimum standards for meat content
>The only savoury snacks available at lunchtime should be nuts and seeds with no added salt, fat or sugar.
2番目のオイリー・フィッシュは奨励されているようで、なんで?と思ってしまうんですが、脂っこい肉よりは魚の脂分を採りましょう、ってことかな?
食卓に塩はないんですね。濃い味に慣れたこどもには、薄味はおいしく感じないかも。スナックの種類も制限されるみたいです。まあこれくらい具体的に策を講じればぷくぷくした子供もちょっと減ることでしょう。
子供たちの食生活を改善し、教育を促進する目的で2005年に設立されたThe School Food Trustの代表者は次のように言っております。
There are some concerns that the cost of meals will increase and that cutting back favourite foods will mean more pupils bringing in their own food.
食費の増加すること、そして大好きなものを無くしてしまうことで、余計に持ち込みが多くなってしまうんじゃないかという心配がある。
子供たちはなかなか理屈では納得しないだろうから、ヘルシーな食べ物がよい、という認識が浸透するまでは時間がかかりそうですね。ここはやっぱりジェイミー・オリバーに頑張ってもらって、健康的でなおかつ「素晴らしくおいしい!」給食を作ってもらいましょう。日本食も大好きな彼ですから、「納豆」なんていかがかと(笑)