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フランス人はロンドンがお好き?

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Destination Londres
A French novelist’s love for London is causing a stir in his home country. But could the UK really be turning into La Nouvelle France? (2006/08/31 23:45:03 GMT)
あるフランス人作家がロンドンをいたく気に入っているということがフランスで話題になっている。しかしイギリスはLa Nouvelle Franceになりうるのだろうか?

イギリスの住宅関係のTVショウはここ数年間ずっと、アングロサクソンとフレンチの関係をこんなふうに扱ってきたそうです。つまり、『血と汗と涙(まさにblood, sweat and tears)流してまじめに働いたイギリス人夫婦はようやく夢の住居を構える、さもなければマネーピットにはまり込んでしまう』というイメージです。これは実にありふれたイメージなんだそうです。つまり物価は高いし、土地は高い。イギリスで住むのは楽じゃないよ、という感じですね。

でもフランス人作家、Marc Levyのストーリーは違います。

Try this image: A multi-million selling French author settles in London where he gains inspiration for his romantic novels, praising the city’s “sweetness”.
想像してください.フランスのミリオンセラー作家が恋愛小説のヒントを得るロンドンに居を構え、ロンドンを賞賛してやまないことを.

ふーむ、つまりフランスで成功しているフランス人なのに、わざわざイギリスに住むのが珍しいというわけですね。気軽に読めてしまうこの作家の恋愛小説は、フランスでは常にトップセールスに入っているようです。けちょんけちょんにけなす人もいますが、Dan Brownのフランス人版だ、と褒める人もいるそうです。

彼はタイムス紙で「ロンドンは1960年代のパリ、1980年代のニューヨークに存在したエネルギーや創造性を持っている」と語ったそうです。(それってロンドンを褒めてるのか・・・?微妙だ)

で、この作家が先導しているのかどうか不明ですが、実際には、

In 2001 there were 94,178 French people resident in the UK – a jump of 76% from 1991. The French Embassy estimated that the true figure was currently about 300,000 and rising.

ということでイギリスに住んでいるフランス人は増加傾向にあるんです。フランスからロンドンへ越してきた33歳の女性の話が載っていました。

「もしも20歳代でなにか仕事がしたいのなら、素晴らしいところだと思うわ。フランス人のコミュニティーもちゃんとあるし。でも(フランスから)そんなに離れていないといっても外国は外国。親戚がちょくちょく訪ねてくることを期待してはいけないわ。それにもし家族持ちなら、より広い家を考えなくちゃいけないでしょ。でもここはフランスと違ってずっと高いのよ。」

でもフランス人にUKの住居を売り続けて7年の経験がある女性は、イギリスに家を購入するフランス人は増え続けている、と語ってます。で、どんな人たちが買っているかというと・・・

“The French who buy property here, they are the cream of French society – they are from the top business school, with the best education.”


というわけで、"cream"と表現されていましたが、いわゆるエリート層ですね。では翻って、イギリス人にとってフランスのカントリーサイドはもう魅力的でないのか、というとそういうわけではありません。イギリス人にフランスの物件を売って18年になる女性がいうところによると・・・

She said her agency, Latitudes, sold about 500 properties a year and estimated that more than 500,000 Britons owned property in France – many more than French people own in Britain.

なーんだ、フランスに家を持っているイギリス人のほうが、イギリスに家をもっているフランス人より多いじゃないですか。まあ平凡な日本人が想像してもそういう結果になりますね。食べ物おいしいところのほうがいいに決まってます。

だらだらと訳していって、記事の趣旨があいまいになってきました。まあとにかく、イギリス(特にロンドン)で住んで働くことがフランス人のトレンドになっているってことでしょうか。そういえばパリに住む日本人カメラマンの人が、「最近のフランス人は英語を話せることが一種のステイタスになってる」と言ってました。「私はフランス人よ。英語なんてしゃべらないわ」という高飛車なイメージはもう過去のものなんでしょうね。

この記事の最後にはこんなオチが(笑)。

And it is an often overlooked fact that there are almost three times as many Germans than French living in the UK.

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by twotwothree | 2006-09-06 00:02 | UK

UKではデモは日常茶飯事

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Power station protesters arrested
Twenty-eight campaigners have been arrested during a “mass day of action” against carbon emissions at Britain’s largest coal-fired power station.
(Thursday, 31 August 2006, 11:57 GMT 12:57 UK)
28人の運動家が”mass day of action”の間に逮捕された。彼らはイギリス最大の石炭火力発電の炭素排出に対して抗議していた。

私が留学していたとき、その大学における動物実験に反対する動物愛護団体が毎週のように小規模の抗議活動を行っていました。ときにはかなり大規模になって黄色いジャケットを着たおまわりさんが街に沢山出現していました。騎馬警官もいましたっけ。

Hundreds of demonstrators plan to disrupt operations at Drax Power Station in North Yorkshire. The arrests were for offences including possession of offensive weapons and causing a public nuisance.
数百人のデモ隊がノース・ヨークシャーのDrax発電所の運転をとめようとしている。武器のようなものを所持していた者や、周囲の迷惑になるような行動をとった者は逮捕された。

Following the day's first arrests the force's Deputy Chief Constable Ian McPherson said: "This is a sad contrast to the sincere and law abiding intentions of the majority" He said the majority of the protesters were "behaving themselves".
最初の逮捕者がでた後、治安部隊の)のイアン・マクファーソン副隊長は「多くは誠実で法を忠実に守ろうとしているのに悲しいことだ」と述べた。彼によると抗議活動家の大多数は「わきまえた行動をしていた」という。

"However we are conscious that within that group there is a hardcore - a number of individuals who have made their aims very clear, see themselves as rising above the law and it's those individuals who I think will undermine what is a serious point."
「しかし我々はグループの中には過激な者もいることを知っている – 明確な目的をもった多くの者は自分自身を法を超越していると考えていて、そういった人間が重要なポイントをないがしろにしてしまうのだ」

そうでしょうね。純粋な気持ちで抗議活動している人もいれば、思いが強すぎて過激になり、最初の理念が薄れていってしまうことは容易に想像できます。

Drax is the biggest coal-fired power station in Europe, more than twice as big as any other power station in the UK. Protesters claim it is obsolete and should be closed down and replaced with cleaner forms of power.
Draxはヨーロッパ最大の石炭による火力発電所であり、イギリスのその他の発電所の2倍以上の規模がある。デモ隊は、(石炭は)時代遅れであり、閉鎖してよりクリーンな発電に置き換えるべきであると要求している。

このニュースで驚いたのですが、まだ石炭を燃やしているところがあるんですね。そういえば、わりと最近、日本で最後の炭鉱が閉鎖されたとかいうニュースを聞いたような気がします(間違ってたらごめんなさい)。イギリスの電力事業については何にもしりませんが、よりクリーンなものに換えるべきだという主張自体はうなずけるものがあります。地球温暖化に歯止めをかけるためにも、太陽熱による発電や風力発電に切り替えましょうよ。
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by twotwothree | 2006-09-01 00:51 | UK