Zero-gravity surgery ‘a success’ これは日本のTVニュースでも報道されていたので目にした人もいるかもしれない.最初に聞いたときは、無重力でないとできないような特殊な手術だったのだろうか、と思ったがそれは勘違いだった.将来、宇宙ステーションで働く人が病気になって緊急な手術が必要になった時を想定して試験的に行われたものらしい. The trial is being seen as a first step to performing surgery in space. The doctors removed a benign tumour from the arm of a volunteer as their plane made a series of swoops to mimic a reduced-gravity environment. なるほど無重力だから何もしないとメスやらハサミやらがふわふわと漂ってしまうのだ.ではメスを体に入れたときにどうしても出てしまう血液はどうするのだろう.液体だって水滴になって宙にただよってしまうに違いない.残念ながらこの記事には触れられていなかった. The operation took no more than 11 minutes, with 31 zero gravity sequences lasting 22 seconds each. つまり普通の飛行機が上下に波型に飛ぶわけである.落ちている22秒間に作業して、また上昇して、次の22秒間でまた・・・.かなり気持ち悪そうだ.ボランティアも医師らも事前にたっぷりと宇宙飛行士が訓練に使うようなマシーンで鍛えたらしい. The next phase of the programme will be to carry out an operation using a robot controlled from the ground by satellite. This experiment should take place within a year, Mr martin explained. まあオールマイティーな医者がいつも宇宙に駐在しているとは限らないからこういう技術も必要だろう.それにしてもテクノロジーというのはまさに日進月歩なのだ. ------- benign tumor : 良性腫瘍 swoop : 急襲する hygienic : 衛生的な parabolic : 放物線の #
by twotwothree
| 2006-10-03 23:03
| science
Action plan for iconic seabirds アホウドリは羽を広げると2メートル(3メートル?)にもなる巨大な鳥である.その巨体のせいで地上から羽ばたいて飛び立つことができない.崖の上などから滑空するように飛び出してスピードと浮力を稼げないからだという.なんとも間の抜けた鳥なのだ.でも私はなぜか昔からアホウドリに惹かれるものを感じている.いつかこの目で実際に見てみたいと思っている.Albatrossって名前もなかなかかっこいいではないか.(なぜゴルフ用語になっているか今度調べてみたい).というわけで、そうだそうだ保護しろ、と思うわけである. A report by campaigners outlines measures to halt the seabirds’ decline, including tighter controls on fishing. They say about 100,000 birds drown each year on longline fishing hooks. Conservationists say the UK has to take the lead because a thirds of the world’s albatrosses nest on South Georgia, the Falklands and Tristan da Cunha. で、どんなふうに保護するのかというと、 ・more effective management in regional fiseries うーん、ここで少し疑問が. アホウドリを保護するのは大賛成.その他、絶滅に瀕している動物を保護するのも大賛成.でも上の3番目の案はどうかと思ってしまう.数の少ない種は保護してそのかわりに多い種は数を人為的に減らす.たかがネズミだからってそれは許されることなのだろうか.どうも人間の身勝手さを感じてしまうのである. 人間が住んでいないような島まで、人間が踏み込んで動物の生息数を管理する・・・. いいのか?? ---------------- albatross : アホウドリ petrel : ミズナギドリ eradicate : 根絶する plight : 苦境、窮地 #
by twotwothree
| 2006-10-03 01:18
| Nature
Brazil feels the squeeze in juice war タイトルにセンスを感じる.(というかただの駄洒落なのか・・・?) 日本の場合、新聞はもちろん、各紙のウェブサイトでも記事のタイトルは真面目.洒落っ気があるタイトルにはなかなかお目にかかれない. さて記事の内容だが、これはブラジルのオレンジが今や世界シェアNo.1である、というもの.ちょと意外な感じがするが、フロリダが世界一という時代はもう昔のことらしい. Sainsbury’sやTescoといったUKのスーパーマーケット(懐かしい!)に置いてあるテトラパックにはブラジル産の表記があるが、一般の消費者はオレンジジュースの中身がどこから来ているのかは知らない.もし聞けば、普通の買い物客はフロリダだと答えるだろう.でもサンパウロがフロリダに追いついて、世界一のオレンジジュースの産地となったのは1980年代に遡る.ここでたまたまあった自宅の冷蔵庫のMinute Madeオレンジジュースのパッケージをチェックしてみたが、どこにも産地の表記が無かった・・・表記の義務は無いのか・・・?忘れなければ時間のあるときにコカ・コーラのHPでチェックしてみたいと思った. “The only place in the world where they place a lot of emphasis in the juice’s packaging on its Brazilian origin is the South Korean market. In other countries, it’s really not known that Brazil is the biggest producer worldwide.” へえ.韓国とブラジルってあまり接点がないように思うので意外. Brazil now has 48% of the world orange juice market, pushing US growers into second place with just 37%. But the rivalry between the top two producers has tuned sour, with both sides accusing each other of unfair trade practice.この後は関税問題(tariff troubles)のことや労働力のことが書かれていたがややこしいので省略. #
by twotwothree
| 2006-10-03 01:12
| business
Trapped whale dies in ferry dock 以前、テムズ川に迷い込んで死んでしまったクジラの話を取り上げました(迷子のくじらくんの話)が、今回も似たようなニュースです.マンチェスター(かな?それともリバプール?)のハンバー河口にザトウクジラが迷い込んでしまい、船着場のコンクリートのスロープに乗り上げて(?)動けなくなってしまいました. British Divers Marine Life Rescue (BDMLR)が救出を試みたんですが、干潮だったことと、クジラの体が大きかったために水に戻して浮かべてやることが難しく、残念な結果に終わってしまいました.クジラのように大きな水生動物は水に浮かんでいないと、自身の体重を支えきれないんだそうです.それで水の外では急激にコンディションが悪くなるということです. それにしても迷子のクジラの話が多いような気がします. BBC.co.ukの各記事のわきには”SEE ALSO”というサイドメニューがあって、そこには関連記事のリンクが貼ってあるんですが、そこを見てみるとけっこうあるんですね. One of two stranded whales dies ロンドンのも入れると記事になっているだけでも9ヶ月で4頭ですか・・・.地球温暖化とか関係しているんでしょうかね. --- humpback : 猫背 humpback whale : ザトウクジラ #
by twotwothree
| 2006-09-24 03:25
| England
Youngsters 'reliant on mobiles' はっきり言って、イギリス人の持っている機種は日本のそれよりも5年くらい遅れています.いまだに二つ折りタイプになる前のものを使っている人のなんと多いことか.しかもデザインがダサダサです.ほんとびっくりしますよ.イギリス人を日本に連れてきて、ケータイショップに連れ込んで「ほらほらちょっと見てよ」なんてやりたくなります.音楽ケータイ、お財布ケータイはもちろん、TVが見れる機種なんてのもないだろうな~. そんな事情ですから子供が携帯を持つことに関して今頃ニュースに取り上げられるわけです.日本じゃすでにいくらか古臭い話題かもしれません。Mobile Life Survey(ケータイ生活研究機関?)が取った11歳から17歳までの1250人のアンケート結果です。 On average, they send or receive up to 10 text messages a day - three times more than their parents. 最近の小学校高学年、中高生は授業中に何をしているのか知りませんが、まあ日本でも同じでしょうね。 Furthermore, 78% of 11 to 17-year-olds believe having a mobile has given them a better social life as it meant it was easier to keep in touch with their friends. これもきっと日本と同じ状況だと思われますね。 さて、親が子に携帯を持たせる目的と、実際に子供が使用している目的は全然違うことも、日本と(というか全世界共通?)同じようです。 Three-quarters of youngsters have had their phone bought for them by their parents, while half have their calls paid for by their parents. 年頃の子供は親の思惑通りには動きませんよね。 #
by twotwothree
| 2006-09-21 22:49
| business
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